広島市中区は子育てしやすい環境が整っていて、ファミリー層に人気のエリアです。
中区には原爆ドームや平和記念公園、広島城など1度は訪れたいスポットもたくさんあります。
この記事では、スポットの穴場として知られているひろしま美術館についてご紹介します。
広島市中区の伝統文化スポット「ひろしま美術館」のテーマとは
ひろしま美術館のテーマは「愛とやすらぎのために」です。
原爆によって多くの命が失われた広島市。
その後、平和文化都市の建築を目指して復興していますが、その道程で求められたのはやすらぎの場所でした。
そこで、10数年の構想のもと、求められてきたやすらぎと人々への愛をテーマにした美術館が誕生したのです。
ひろしま美術館のテーマには原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと、平和への願いもこめられています。
ひろしま美術館のテーマにちなんで、建物やロゴマークも考えられました。
建物は原爆ドームをイメージした丸いドーム型の展示室で、本館の回廊は世界遺産でもある厳島神社の回廊をイメージされています。
ひろしま美術館開館40周年の年に、やすらぎを思わせるグリーンと本館の円形ドームを正面からみたイメージに、ロゴマークが変更されました。
ひろしま美術館 基本情報
●所在地 広島市中区基町3-2 中央公園内
●営業時間 9:00～17:00
●アクセス 紙屋町東駅から徒歩5分
●駐車場 障がい者等専用
ひろしま美術館の所蔵作品にはあの有名絵画が！広島市中区の誇る芸術品とは
ひろしま美術館に所蔵されているのは、日本画や洋画などです。
その中でも、印象派を中心としたフランス近代絵画が豊富に所蔵されていることで知られています。
常設展示されているのは、フランス近代美術などから90点ほどです。
展示品が変わることがあるようですが、モネやルノワール、シスレーやセザンヌ、ゴッホやゴーギャンなどの作品が所蔵されています。
ひろしま美術館の代表的所蔵作品はグリーンが印象的なゴッホの「ドービニーの庭」です。
画家シャルル＝フランソワ・ドービニーの邸宅の庭を描いたもので、ドービニーはゴッホの敬愛する画家の1人でした。
家族で楽しめる内容の特別展も、定期的におこなわれています。
2021年9月はシダネルとマルタン展、5月にはアニメ化30周年記念企画でちびまる子ちゃん展が開催されていました。
絵本作家のせなけいこ展やアーノルド・ローベル展、ムーミン コミックス展などは子どもにも好評の企画展です。
ファミリーで楽しめる特別展が定期的に開催されるのも、ひろしま美術館の魅力でしょう。
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まとめ
家族で楽しめる、ひろしま美術館についてご紹介しました。
ひろしま美術館には、魅力ある展示品を鑑賞したあとに休憩できるおしゃれなカフェやお土産を買えるミュージアムショップも併設されています。
平和に思いをはせながらアートを堪能できるひろしま美術館。
広島市中区にお住まいの方は、休日に家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
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