不動産の間取りにはクローゼットや押入れの他にも、納戸と呼ばれるものもあります。
居室としても使えそうな広さを持つこともある納戸ですが、具体的にはどんなスペースなのでしょうか?
今回は納戸とはどのようなものなのか、納戸の活用方法もあわせてご紹介します。
納戸のある不動産が気になっている方もぜひ参考にしてください。
不動産の間取りで見られる納戸のメリットとは?居室との違い
納戸とは、主に衣服や家財を置く場所で、クローゼットや押入れよりスペースが広い場所を指します。
一般的に、普段は使わないものを収納しておく場所と認識されているのではないでしょうか。
たとえ居室と同じ程度の広さがあっても、居室ではなく納戸と記されるのは、居室としての条件を満たさないためです。
居室となるには建築基準法で定められた採光と換気に関する基準をクリアすることが求められます。
その基準に満たないスペースは非居室と呼ばれ、納戸はこれに該当します。
納戸があるメリットとして挙げられるのは収納力がアップすること。
納戸にさまざまなものを収納することで、居室を広く使うことができるでしょう。
また、納戸は居室と同じ広さがあっても居室には該当しません。
そのため、2DK+納戸の家賃と2DKの家賃が、同じ程度に設定されるケースがあるのもポイントです。
納戸はアイデア次第で活用できる!不動産の間取りを活かそう!
納戸は物置として利用されがちですが、先入観を捨てることでさまざまな活用の方法が見えてきます。
単純な例を挙げれば、鏡や棚を設置してウォークインクローゼットとして利用するのも良いでしょう。
また納戸の特徴として日当たりが悪い場合があるので、直射日光を当てたくない本の保管や絵画などを飾るスペースにすることもできます。
居室と同じくらいの広さがあれば、趣味を楽しむ部屋にするのも可能です。
日当たりが悪いのを利用して、家族で楽しめるシアタールームにするなど納戸ならではの特徴を活かしていけば、居室より快適なスペースになるかもしれませんね。
適度に暗ければ集中しやすい空間になりますので、仕事部屋や勉強部屋にするのもおすすめ。
ただし、納戸は風通しが悪く湿度や温度が高くなる場合があるので、湿度や温度の調整ができる設備を導入することも検討してください。
まとめ
納戸は居室と同じように使っても良いスペースで、アイデア次第で幅広く活用できます。
ただし、居室の基準に満たない日当たりや、風通しが悪いスペースなので、そのままでは長時間いる部屋としては不向きなことも。
納戸のメリット・デメリットを理解して、上手に活用しましょう。
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