住まいはどんどん進化しています。
窓の構造も新しくなっており、機能性の高いガラスが普及してきています。
窓ガラスの選択の仕方次第で、室内環境の改善や光熱費の削減も可能になりました。
そこで今回は、複層ガラスの機能に密着し、住宅に取り入れるメリットについてご紹介します。
住宅の窓に採用される複層ガラスとは
複層ガラスとは2枚以上のガラスを合わせたもので、ガラスとガラスの間に乾燥空気が入っているのが特徴です。
乾燥空気の代わりに、より熱伝導率の低いアルゴンガスを使ったり、真空にしたりする場合もあります。
複層ガラスは一枚ガラスに比べて断熱性が高く、真冬や梅雨の結露を防ぐ効果があります。
合わせるガラスの枚数やガラスの種類は、選ぶことが可能です。
そのため、金額の幅が広いのも特徴と言えるでしょう。
複層ガラスは複数のガラスを合わせているので非常に重く、導入には専用のサッシが必要です。
住宅リフォームで一枚ガラスを複層ガラスにする場合、窓枠を専用のサッシに取り換えなければならないので高額になります。
新築住宅では複層ガラスが標準になってきていますが、リフォームでは内窓を設置する二重サッシで代替することも多いです。
住宅の窓に複層ガラスを採用するメリット
複層ガラスは、ガラスとガラスの間に空気の層をはさむことで高い断熱性を保てます。
冬は室内の熱を逃さず、夏は室外の熱を遮断できるので、省エネや空調設備の有効活用に効果的です。
複層ガラスの種類は豊富で、ガラスの組み合わせ方によって防音や紫外線の遮断など得られる効果は異なります。
どの種類であっても、一枚ガラスより断熱効果は2倍ほど高く、3割程度の節電が期待できるのは共通です。
断熱効果は、節電だけでなく結露対策にもつながります。
梅雨時の湿気や冬場の外気温との差で発生する結露は、カビの原因になります。
カビは放置すると体調不良を招く恐れがあり、結露対策に苦慮しているご家庭も多いです。
結露が防止できるのは、複層ガラスの大きな特長と言えるでしょう。
窓ガラスを割って侵入することが多い空き巣対策にも、複層ガラスは効果的です。
2枚以上のガラスでできている複層ガラスはなかなか割れないので、一枚ガラスより防犯性が高いです。
ただし、複層ガラスは断熱性が高いため、外気との差が大きくでき、ひび割れが起きたり、ガラスとガラスの間に結露が発生したりすることがあります。
そのため、複層ガラスには保証期間が規定されているのが一般的です。
まとめ
新築住宅では、複層ガラスが当たり前のように採用されています。
種類の豊富な複層ガラスは、選び方次第でより良い住環境を手に入れられるでしょう。
住宅購入を検討しているなら、窓ガラスについても専門家に相談して、最適な種類を選ぶようにしましょう。
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